医学的視点からみる上手なサプリメントの選び方5か条

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サプリメント

健康意識が高まりを見せる昨今、サプリメント利用者は約5,800万人といわれています。
利用者が増加するに伴い、非常に多くのサプリメントが市場に販売されています。

数多くのサプリメントの中で、自分に本当に必要なものを選択できているのでしょうか?

今回は、上手な選び方を5か条にしてお伝えしたいと思います。

上手な選び方5か条

其の一.天然由来か合成原料か

サプリメントには、天然由来のものと合成原料で構成されているものとに分けることが出来ます。

天然由来の特徴は、日常のお食事に近い状態であるため、吸収が穏やかなため、身体への負担は少なく、効き目としても長持ちします。しかし、価格はお高めに設定されている場合が殆どです。

合成原料の場合、高濃度にできることが長所として考えられます。また、価格も安くお求めやすいものが多いことも良いことでしょう。しかし、配分量を間違えると吸収が早いことで、身体を傷つけてしまうこともあります。

一般的には、合成原料よりも天然由来の成分のほうが好ましいとされています。
サプリメントはお薬ではないため、短期的に摂取するものではありません。そのため、価格も重要な選択肢のひとつ。総合的に判断して、ご自身に適したものを手にすることが良いでしょう。

其の二.食品添加物にご用心

サプリメントは基本的に毎日摂取するもの。そのため。なるべく食品添加物の少ない製品を選ぶことが大切。健康維持を考えてサプリメントを摂取していたら、食品添加物で健康を損なってしまったとあれば、本末転倒です。

食品添加物は、サプリメントの見た目、飲みやすさ、賞味期限を延ばすために使われています。

継続的に摂取するためには、飲みやすさや賞味期限の長さも気にしたいところですが、「増粘剤」「合成着色料」「人工香料」「合成保存料」などは、賞味期限の長いものに多く使われている傾向があります。選択するときに気を付つけてみてください。

其の三.加工方法は適切かどうか

栄養素は一般的に、熱に弱い特徴があり、熱を加えて固めると成分は失われてしまうものが殆どです。

しかし、「低温書士製法」は手間と費用が掛かってしまいます。そのため、熱処理を行い、コストを下げて作る製品が市場には多く、それらには栄養素が失われてしまうので、効果が期待できません。

其の四.含有成分量の確認

同じサプリメントの種類でも、どれくらいの有効成分が含有されているかはバラバラです。A社とB社が似ている製品名や、主成分が同じの場合でも、A社の1粒相当がB社の20粒という場合があります。

飲むことも大変ですし、食品添加物と影響を考えると、含有成分の確認は大切なことの1つといえます。

其の五.ベースサプリと機能性サプリを知っておこう

ベースサプリメントには、健康の維持増進、未病予防に摂取すべきベースとなるサプリメントです。例えば、糖鎖や核酸、レシチンなど細胞活性化が目的のものや、マルチビタミン・ミネラル、ペプチド、ビタミンB複合体、スピルリナ、ユーグレナ、酵素等を基礎として選んでおきたい栄養素です。

機能性サプリメントは、ベースサプリメントにより体質の基礎を形成したうえで摂取するものです。体質改善を目的とするためには、オメガ3、ビタミンCやE、乳酸菌、L-トリプトファン、亜鉛などが考えられ、治療目的にはオリーブリーフやプラセンタ、ナイアシンアミド、CPL、月見草などが考えられます。

まとめ

いかがでしたか、市場にはたくさんのサプリメントが販売されています。

人間はそれぞれ、栄養の吸収力や、どの栄養素が吸収しやすいかということが違います。
もちろん、遺伝子やストレスの掛かり方も違いますし、食生活や生活習慣も違います。
年齢だってバラバラであり、「コマーシャルでやっていて良さそうだったから」、「友達が飲んでいて勧められたから」、「ネットで安く販売していたから」という理由でサプリメントを購入されるのではなく、より自分に適合したサプリメントを選ぶことが、健康維持・増進をサポートしてくれます。

5か条をご参考に、自分だけのオリジナルチョイスを見つけてみてください。

 

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安東成道

安東成道

成健研究所所長、予防医学指導士、代替医療カウンセラー、内閣府認証・NPO法人 予防医学・代替医療振興協会 学術委員、内閣府認証・NPO法人 健やか日本‐21 理事、臨床心理学修士号取得者。

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