
秋になり、スーパーマーケットや青果店などにたくさんの種類のりんごが並ぶ季節になりましたね。
赤く丸みを帯び、つやつやしたりんごに、つい手が伸びてしまう方も多いのではないでしょうか。
このりんご、実は便秘のときにとても役立つ果物なのです。
そこで、今回はりんごの便秘効果についてご説明します。
意外と知らないりんごの便秘効果
りんごには、カリウムやペクチンなどの食物繊維が含まれていますが、ペクチンは水溶性の食物繊維で腸を整える働きをします。
このペクチンは、腸内にいる善玉菌のエサになり、結果的に悪玉菌の繁殖を防ぎます。
また、りんごにはビタミンCが含まれており、美肌効果をもたらします。
ビタミンCは風邪をひきにくくする効果もあるので、これからの季節にまめに摂っていれば風邪予防にもなりますね。
そのほか、りんごには、クエン酸やリンゴ酸も含まれているので、疲労回復にも役立ったり、むくみを解消する働きもします。
便秘になると顔や体にむくみが出る方も多いでしょうが、むくんでパンパンになった姿はあまり人には見せたくないものですよね。
りんごを食べてむくみを解消できれば、このような心配もなく安心して人前に出られますね。
このようにいいことずくめのりんごは、女性におすすめの食材といえるでしょう。
ちなみに、りんごを食べるときに皮をむいて食べる方も多いのではないでしょうか。
ペクチンはりんごの皮と身の境目の部分に含まれているので、皮をむいて食べるとペクチンが含まれた部分が少なくなってしまうのです。
りんごを食べるときは、皮をむかずにそのまま食べることをおすすめします。
一緒に食べて相乗効果!りんごと白菜のサラダ
秘や美肌、また疲労回復にも良いりんごを、食後のフルーツとしてそのまま食べてももちろんOKですが、毎日の料理に使っても美味しく食べられます。
ここではひとつの例として、りんごと白菜のサラダのレシピをご紹介します。
材料
白菜 2枚
りんご 1個
ドレッシング
ヨーグルトカップ1/4
サラダ油大さじ2
オリゴ糖小さじ2
- 白菜は芯と葉を切り分け、食べやすい大きさにカットします。
- りんごは芯を取って、厚さ5㎜のいちょう切りにします。
- ボウルにドレッシングの材料を混ぜて泡立て、カットした白菜とりんごを加えます。
りんごに合わせて、同じく便通を助ける白菜とオリゴ糖を使ったレシピをご紹介しました。
とっても簡単だから朝の忙しい時間や、あわただしい夕食前でもすぐに作れるのが忙しいママさんなどには嬉しいメニューといえるでしょう。
りんごを選ぶ&保存するときのちょっとしたポイント
スーパーなどで食材を買う時、どのりんごが良いりんごなのか、一度にたくさん買っても食べきれない、などの点で迷う方もいるのではないでしょうか。
そこで、りんごを買う時&買った後の保存についての、ちょっとしたポイントもご紹介します。
りんごの選び方&上手に長持ちさせる方法
ポイント①美味しいりんごはお尻が黄色い
りんごを買う時、お尻の部分が黄色い方が美味しいりんごは甘味が多いのです。
そのほか、手に持ったときにずっしりと重みがあるものがおすすめ。
ポイント②鮮度の保ち方
低温、湿度を高めに保って保存するとりんごが長持ちします。
ポリエチレン袋に入れ、冷蔵庫で保存することでりんごを長持ちさせます。
りんごは美容だけでなく、便秘にも効果があるお役立ち食材。
色々な種類のりんごが出回るこの時期に、美容や便秘の解消を兼ねて様々なりんごを楽しんでみませんか。
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大田 ちえこ

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