
「オリゴ糖」習慣を始めてみると、実にさまざまなお悩みにもブチ当たりがち。
自宅に「オリゴ糖」を準備して、まず気になる疑問としてはその保管場所の問題があります。
今回の記事では、そんな“「オリゴ糖」始めるとあるある”な保管方法にまつわる3つの疑問を、フードアナリストの筆者と解決していきましょう!
疑問1:冷蔵庫で保管したほうがいいの?
未開封の「オリゴ糖」は、お店では常温で陳列されていることがほとんどです。
けれど、開封した「オリゴ糖」はどんな風に保管すべきなのかは意外と気になりますよね。
まずはパッケージの注意書きをよく読んで、その方法に従うのが鉄則ですが、もし冷蔵庫保管を推奨していない場合には、常温のほうが適していることも。
実は、温度が低すぎると結晶になって固まってしまい、白っぽく変色してしまう製品もあります。
もし、パッケージに冷蔵庫保管が推奨されていない場合には、むやみやたらに冷蔵庫で保管しないほうがよいものもあるのでご注意ください。
疑問2:夏場は暖かいお部屋に保管するのだけど本当に平気?
常温保管を推奨している製品でも、夏場のお部屋は意外と高温になりがちなだけに、「本当に大丈夫なの!?」って疑問が湧いてきますよね。
パッケージに「常温保管で大丈夫」と書いてある製品は、夏場の室温も考慮した上で記載されているので基本的には問題ありません。
しかし気をつけていただきたいのが、「直射日光」です。
常温保管が推奨されている製品でも、その多くには「直射日光を避けて常温で保管」と注意書きが書いてあるはず。
窓際にボトルを並べるクセがある人は、うっかり置いてしまいがちですが日光が直接当たる場所だけは避けて。
朝日は当たらなくとも夕日が当たる、という場所だってあるので、常温で保管する場合には、棚や引き出しの中など日光が当たらない場所を探しましょう。
疑問3:湿度が高い場所でも大丈夫?
パッケージに「常温で保存してください」と書いてあったとしても、湿度が高い場所でも大丈夫なのか…は、答えが出てきません。
実は、「オリゴ糖」の中には湿度に弱いものもあるので、できるだけ多湿な場所での保存は避けたほうが無難。
「常温保存で」と書いてあっても、できるだけ湿度の低い場所を選びましょう。
湿気を帯びてしまい固まってしまう粉末状の「オリゴ糖」製品もあるので、蓋を開けてみたら形がオカシイ…!なんて事態も招きかねないのです。
以上、“「オリゴ糖」始めるとあるある”な保管方法にまつわる3つの疑問とその解決方法をご紹介しました。
良い状態で保管できるよう、冷蔵庫保管の必要性や、湿気・直射日光にはくれぐれもご注意くださいね。
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並木 まき

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