
せっかく「オリゴ糖」がご家庭にあるなら、調味料として使用するアレンジに慣れておくと、毎日の食事にも自然に取り込みやすくなります。
たとえば、酢の物の味付けなどお酢を使った家庭料理に「オリゴ糖」を用いると、そのままでもヘルシーなお酢メニューが、さらに健康を意識したお料理になります。
夏場はとくに、サッパリしたお食事が食べやすいですよね。
フードアナリストの筆者が、「オリゴ糖」でお酢を使用したメニューをアレンジする方法を3バリエーションお伝えしましょう。
1:甘酢漬け
ミョウガやキュウリなど、野菜を甘みの強いお酢に漬けたメニューは、サッパリしているので夏の箸休めとしても人気があります。
次の配合割合で、お砂糖の代わりに「オリゴ糖」を使って、甘酢漬けの漬けだれを作ることができます。
·酢《大さじ1》に対してオリゴ糖《大さじ1》
ここに塩を少々加えて、お好みの味に整えてください。
2:三倍酢
酢の物のタレとして使える三倍酢も、お砂糖の代わりに「オリゴ糖」を使って作ることができます。
配合の割合は次のようになります。
·酢《大さじ1》に対してオリゴ糖《大さじ1》と醤油《大さじ1》
全てを1:1:1の割合で混ぜれば、「オリゴ糖三倍酢」の完成です。
使用する「オリゴ糖」の甘みにもよりますが、通常の三倍酢よりも素材の味が楽しめる風味になります。
3:寿司酢
チラシ寿司や手巻き寿司など、ご自宅で寿司酢を作るときには次の配合割合に気をつければ、手軽に「オリゴ糖」の寿司酢が完成します。
·酢《大さじ2》に対しオリゴ糖《大さじ1》
お砂糖を加えるよりもやや酸味の強い寿司酢になりますので、お好みでお酢の量は少なめに調節してもいいでしょう。
また、最後には塩を少々加えて、味を整えてからご飯に混ぜていきましょう。
「オリゴ糖」はお酢の半量が目安ですが、人数に合わせて1人分あたり大さじ1は超えないようにしたほうが、摂りすぎを防げます。
今回は、「オリゴ糖」を酢の物などのお酢を使用したメニューに活用するアレンジを3つのバリエーションでご紹介しました。
このほかにも、お砂糖を使うべきところを「オリゴ糖」に置き換えるだけでアレンジの幅は広がります。
お酢と「オリゴ糖」の相性は、思いのほか好相性。「オリゴ糖」を使用したお酢のお料理は、甘さが苦手な人でも食べやすいであろう爽やかな甘みが特徴です。
お砂糖を使用するよりも甘さは控えめに仕上がりますので、食欲が落ちる夏場でもサッパリいただけるのではないでしょうか。
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並木 まき

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