
「オリゴ糖」はカラダにいいものとして知られていますが、どんなにカラダにいい食品であっても、ダメな摂りかただってあります。
基本的に「オリゴ糖」を食べる時間や方法については、自分に合った方法で問題ないというのが定説ではありますが、だからと言って、何も考えずに食べてしまうと予期せぬ落とし穴にハマることも…。
フードアナリストの筆者が、「オリゴ糖」のダメな摂りかたを2パターンご紹介していきます。
ダメ1:寝る直前に摂る
「オリゴ糖」はどんなタイミングで食べてもいいと言われていますが、眠る直前、つまり歯磨きをしないで寝てしまうのはダメな摂りかたのひとつ。
「虫歯になりにくい食べ物」とは言われていますが、「虫歯にならない」とは言われていません。
ですので、やっぱり食べ物を食べたあとだけに、就寝前には歯磨きをしておくほうが安心なのです。
「オリゴ糖を食べ始めてから、虫歯になっちゃった…」なんて展開は、「オリゴ糖」と虫歯の因果関係がハッキリしなかったとしても、ちょっと残念。
カラダには良いものではありますけれど、「オリゴ糖」は食品だということはくれぐれもお忘れなく…。
ダメ2:食べ過ぎ
また、「オリゴ糖は、カラダにすごくいいものだから!」と、適切な量を超えて食べてしまうとカラダに刺激が強すぎてしまうことも。
どんなにカラダに良い食品だって、「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。
実際に、「オリゴ糖」を摂りすぎてしまったことにより、お腹が張ってしまったり下痢になってしまったり…という人も少なくないと聞きます。
『特定保健用食品』に指定されるほど健康食品とメジャーではありますが、その種類によって適切な1日の摂取目安も定められています。
取りすぎないよう適度に続けていくほうが、安心感も高まるのではないでしょうか。
良いものだからって食べすぎてしまったせいで、自分の中で不調の原因に結びつき、「オリゴ糖」へのイメージが悪くなるのも残念ですよね。
「オリゴ糖」は食品ですので、基本的には“ダメな食べかた”というのはありません。
しかし、食品であることを忘れて、魔法の成分のように誤解してしまったり、いいものだからと大量に取りすぎてしまったりするやり方は、やっぱり避けるほうが賢明です。
「カラダにいい」と言われる食品のどれもが、「どんな食べかたをしたとしても、カラダに良いことしか起きない」というワケではありませんので、「オリゴ糖」を摂る場合にも、適正な食べかたを心がけておきましょう。
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並木 まき

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