
せっかく「オリゴ糖」の習慣を始めるならば、続けることが大事だと言われています。
まさに「継続は力なり」の考えかたですが、では、いったいなぜ「オリゴ糖」は続けることが大事だとされているのでしょうか。
その秘密は、「オリゴ糖」の性質にもあるのです。
今回は、「オリゴ糖」を不調を感じたときにだけ使うよりも、できれば続けていくべきだと言われている理由についてご紹介します。
あなたは今、「オリゴ糖」をどのようなタイミングで食べていますか?
善玉菌のエサとして食べ尽くされてしまう…
一般的に「オリゴ糖」は、不調を感じたときに一時的に食べるよりも、少量を少しずつ続けていくことが重要だとされています。
「オリゴ糖」の性質として、腸内に入るとビフィズス菌などの善玉菌のエサとなり、悪玉菌を減らしてくれる働きが特徴的なものであることは、ご存じの人も多いですよね。
しかし、この働きは体内に入った「オリゴ糖」がエサとして食べ尽くされてしまえば再び摂取しない限り、同様の効果が得られにくいのです。
つまり、善玉菌のエサになるよう「オリゴ糖」を体内に取り入れても、カラダに入った「オリゴ糖」が全て使われてしまったあとには、再び「オリゴ糖」を摂取する前の状態と同じ環境に戻ってしまいやすいのです。
善玉菌に活躍してもらうためにエサをあげ続ける!?
つまり、腸内環境をベストな状態にキープしていくためには、定期的に善玉菌にエサをあげ続ける必要があるということ。
たとえば、「オリゴ糖」の摂取によって期待されることの多い、整腸作用や美肌効果、ダイエット効果なども一時的に摂取するよりも、定期的に食べ続けることで、効果も続いていきやすくなるのです。
善玉菌に活躍してもらって、腸内を良い状況にしていくために定期的にエサを与え続ける必要があるというわけですね。
食べつくしてしまったエサは、体内で自動的に作られ続けるわけではないために、「オリゴ糖」を食べて補給してあげる必要があるのです。
体質などによる個人差はあるものの、「オリゴ糖」で健康習慣をつくっていきたい人にとっては、やはり「継続は力なり」になるのは間違いありません。
以上、今回は「オリゴ糖」はできれば続けていくほうが良いと言われている納得の理由についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
せっかく効果を実感できていても、やめた途端にもとに戻ってきちゃった…というのは意外と聞くお話です。
せっかく「オリゴ糖」を始めたのでしたら、「継続は力なり」で続けていくことが、期待通りの効果を得る秘訣にもなりそうですよね。
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並木 まき

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