
あなたはGI値って知っていますか?この言葉を聞いたことがあっても、あまり詳しく答えられる人は少ないのではないでしょうか。
今回は血糖値を知るために大切な、GI値についてご紹介です。
GI値が高いものばかり食べていると、血糖値も高くなる恐れがあるんです。甘いものが大好きなあなたは特に必見ですよ。
GI値って?
GIとは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)のこと。
食べ物は摂取すると、体内で糖に変わります。
その食べ物ごとの糖質の量と、体内で糖に変わるスピードの度合いを示したものが、GI値です。
GI値は、ブドウ糖を100としたときの相対値。
摂取後の血糖値が上がりやすければ、GI値が高くなり、血糖値が上がりにくければ、GI値は低くなります。
GI値は高いと困るって本当?
体内で糖に変わる早さを示したものがGI値ですが、こちらは食べ物によって値が違います。
私たちの主食であるごはんやパンなどの炭水化物は、糖へ変わるスピードが早いため、GIの値も高くなっています。
GI値が高い食品は身体によくないといわれています。
では、そのGI値の高い食品を食べるとどうなるのでしょう。
血中の糖を分解するため、急激にインスリンが分泌されます。そのためすい臓に負担がかかります。
負担がかかるだけでもいやですが、インスリンは脂肪をため込む性質があるのです。そのため太りやすくもなってしまうんです。
そのため、体型が気になる方や健康的でいたい方は、なるべくGI値の低いものを食べるといいですよ。
また食物繊維は、一緒に食べたもののGI値を下げると言われていますし、食事の最初に食物繊維の多い野菜を食べるようにすると、糖質の吸収が穏やかになります。
ですので、最初のひと口目は、なるべく食物繊維の多い野菜を食べてみてくださいね。
血糖値を抑えるためにする
食事ではGI値の低い食品を摂ることが大切ですとお伝えしました。
例えば、野菜ではタマネギやキノコ類。飲み物では無糖のコーヒー、無糖の紅茶。甘味系の調味料ではオリゴ糖や本みりん。
本みりんはとっても甘いのに、GI値が低いのは意外ですよね。
次にGI値の高い食品ですが、甘味系の調味料では砂糖や黒砂糖、ハチミツなどです。
液体に溶けていればそれだけ吸収も早くなるため、なるべく飲み物を飲むときは、低GIの紅茶にオリゴ糖を組み合わせて飲むなど、組み合わせを意識してみてください。
紅茶やコーヒーとオリゴ糖の組み合わせなら、血糖値が上がりにくいため身体にもやさしいですよ。
料理をするときも、なるべく食物繊維の多いものや、タマネギをどうぞ。味付けには、本みりんやオリゴ糖をつかってみてくださいね。
血糖値は食材や調味料を変えるだけでも変わります。砂糖を本みりんやオリゴ糖に置き換えるだけでも、徐々に変化してていきますよ。あなたや家族の身体のために、日ごろから気を付けてみてくださいね。
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こはしゆず

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