
スーパーマーケットやドラッグストアに行くと、さまざまな「オリゴ糖」の製品と出会います。
その中でも、料理に使いやすいと言われているのが液状タイプの「オリゴ糖」です。
けれども、実際に使ったことのない人にとっては、「どんな風に使いやすいの?」「どんな味がするの?」と、いろんな疑問もありますよね。
そこで今回は、液状タイプの『カップオリゴ』(日新製糖)を実際に使用したレポートを、フードアナリストの筆者がお伝えします。
1:液だれしないボトルに好印象
『カップオリゴ』を使って最初に「イイな」と思った点が、液だれしない形状のボトルです。
お料理中は、調味料を手早く使いたいシーンだけに、キャップを開けて締めるだけでの形状も便利ですし、必要な量だけを出したら液だれせずにストップする仕様は、とても便利です。
また、縦に置けるボトルなので、収納しやすい点も重宝します。
これって意外と重要で、横型にしかしまえないボトルだと引き出しや棚にしまいこんでしまいがちなのですが、縦置きができると必要なときに手を伸ばしやすいメリットがありますよね。
2:まろやかで水飴のような味
こちらの製品に含まれているのは「ガラクトオリゴ糖」。パッケージには、「甘さは砂糖の約1/4です」との記載があります。
実際に口に含んでみると、爽やかな甘みがあり、甘さ控えめな水飴に似た食感です。
甘いものが好きな人ならば、そのままおやつのような感覚でいただくこともできそうです。
こちらの製品は、1日あたりの摂取量が4~8gを目安に設定されています。
そのままいただく場合には、やや甘みが強く感じますが後味がスッキリしているので、えぐみなどは残りません。
お料理に使う場合には、お砂糖よりも甘さが控えめな仕上がりになります。
気になるカロリーは100gあたり220kcalとのこと。同量のお砂糖と比較するとおよそ1/2ですので、カロリーが気になっているご家庭でも使いやすいのではないでしょうか。
3:ドロリとした質感なので料理に使いやすい
ドロッとしたとろみがあるので、料理に使うと照りが出やすく、見た目も華やかに。
ドロリとした重めの質感ですので、ボトルから出すときに勢いで出すぎてしまう心配も少なく、使いやすいと感じました。
また、独特のとろみのおかげで、煮物を作るときには煮崩れを防いでくれているようです。
今回は液状タイプの「オリゴ糖」製品『カップオリゴ』のレポートをお届けしましたが、いかがでしょうか。
お気に入りの「オリゴ糖」を探す参考にしていただければ幸いです。
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並木 まき

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