
「オリゴ糖」は、身近な自然界の食べ物の多くにも含まれています。
日頃の食事から「オリゴ糖」を気にして食材を選びたい人にとっては、どんな食べ物に多く含まれているのかが気になるところではないでしょうか。
そこで今回は、フードアナリストの筆者と一緒に、「オリゴ糖」が含まれている自然界の一般的な食材を13種類+3つ見ていきましょう。
「オリゴ糖」が含まれている意外な食材13個
以下の食材には、「オリゴ糖」が含まれていることで有名です。
1:きな粉
2:甘酒
3:豆乳
4:甜菜
5:インゲン
6:ゴボウ
7:えんどう豆
8:タマネギ
9:エシャロット
10:そら豆
11:チコリ
12:そら豆
13:ヤマゴボウ
今回ご紹介した以上13個の食材たちは、100gあたり2g以上の「オリゴ糖」が含まれているものです。
とくに、きな粉には「大豆オリゴ糖」が豊富で、100gあたりおよそ7gも含まれていると言われています。
これは相当な割合で、ほかの食品に比べダントツに多く含まれています。大豆オリゴ糖にも、一般的な「オリゴ糖」同様に、腸内の善玉菌を増やしてくれる作用がありますので、毎日の食べ物で「オリゴ糖」を意識したい人にとっては、積極的に食べたい食材と言ってもよさそうです。
ちなみに、上記のそのほかの食材に含まれている「オリゴ糖」の含有率については、ゴボウでは「フラクトオリゴ糖」が100gあたり3.6g、タマネギでは同オリゴ糖が100gあたり2.8g程度と言われていますので、きな粉にはいかに多くの「オリゴ糖」が含まれるかがお分かりいただけるかと思います。
「イソマルトオリゴ糖」が含まれている身近な食材3つ
また、この他にも生活に身近な次のような食品に「オリゴ糖」が含まれています。
(1)味噌
(2)豆腐
(3)清酒
これらの食材には、そこまで甘味は強くない「イソマルトオリゴ糖」と呼ばれる「オリゴ糖」が含まれています。
身近な食材の多くにも、たくさんの「オリゴ糖」が含まれていると知って驚いたかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事では、「オリゴ糖」が含まれている身近な食材たちをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
「今日は何を食べようかな」なんて考える場面で、いつもとは視点を変えて「オリゴ糖」を基準にして選んでみても楽しそうですよね。
ただし、食品から「オリゴ糖」を摂取しようとしても、その量は非常に低いので、やはりサプリメントや専用食品には劣ってはしまうのですが……!
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並木 まき

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