
「カラダにいい」と言われている「オリゴ糖」ですが、食べ始めた人の中には「下痢しちゃった……」という人も少なくないようです。
せっかく「カラダのため」、あるいは「腸のため」を思って「オリゴ糖」を食べたのに、結果としてお腹を壊してしまったら……、ガッカリですよね。
症状が続く場合には、医師の診断を受けたり「オリゴ糖」をやめたりする必要があるのは言うまでもないことですが、ではなぜ「オリゴ糖」によって下痢をしてしまう人が少なくないのでしょうか。
今回は、「オリゴ糖を食べたら下痢しちゃった!」と言う人が少なくない理由に迫っていきましょう。
1:慣れないうちは下痢になりやすい!?
「オリゴ糖」は体内で吸収されずに、そのまま腸まで届く食品というのは有名なお話です。
そのため、食べ始めた最初のうちは、腸に届いた「オリゴ糖」が腸内の菌に働きかけている状態に慣れず、下痢を招いてしまうことも少なくないのだとか……。
しかし、もっともありがちな原因は、“慣れ”よりも別のところにあるケースが多いと言われています。
2:下痢の多くの原因は「取りすぎ」にある…
「オリゴ糖を食べたら、お腹を壊しちゃった!」と言う場合の多くは、実は「摂り過ぎ」に原因があることも少なくないのだそう。
実際、「摂取する量を控えたら、お腹の調子が良くなった!」と、オリゴ糖本来の効果を実感し始める人も少なくなく、お腹の調子が悪くなった場合には、まず初めに“量”に着目するといいと言われます。
「オリゴ糖」は食品ですので、食べすてしまえば、カラダに合わず不協和音を生じても不思議はありませんよね。
ですので、不調を感じたら「まずは量を減らしてみる」。これが最大の策となるようです。
しかし、定められている適量内であったとしても、不調を感じたら量を減らすだけでなく一旦ストップし、カラダの様子を見ることも大事。
さらに、言うまでもないことではありますが、お腹の不調が長く続く場合には、ムリをせずに医師の診断を受けたほうが安心です。
以上、「オリゴ糖」を摂っていて下痢になってしまう人が多い背景をご紹介しましたが、いかがでしたか。
不調が深刻だったり長引いたりする場合には、「オリゴ糖」の摂取を控え、病院で診察してもらうほうが、断然に安心です。
「オリゴ糖」そのものは食品ですので、有害な食べ物ではないと言われているものの、下痢が生じたときにはムリをしない心がけが何よりも大切なのではないでしょうか。
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並木 まき

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