
健康にいいともてはやされている「オリゴ糖」ですが、巷ではメリットばかりが取りざたされています。
では、「オリゴ糖」にはデメリットはないのでしょうか。
実際に「オリゴ糖」を習慣にしている人ほど、本当のところが気になりますよね。
フードアナリストの筆者と、「オリゴ糖」にまつわる3つのデメリットに迫っていきましょう。
デメリット1:継続しなければいけない
「オリゴ糖」は腸内に入ると善玉菌のエサとなり、腸内で悪玉菌よりも善玉菌が優位な状態をつくってくれると言われています。
しかし、「オリゴ糖」はあくまでも『エサ』なので、善玉菌たちに食べ尽くされてしまえば、それで終わり。
ですので、「オリゴ糖」によって腸内環境を改善していきたい場合には、継続していく必要が出てくるのです。
「調子が良くなったから、もういいや」と摂取をやめてしまえば、善玉菌たちのエサが減ってしまうため、効果を継続して感じるためには「オリゴ糖」の摂取を継続する必要があるという見解が現在では有力です。
デメリット2:飲みすぎると体調を崩しかねない
「オリゴ糖」はその種類によって、1日あたりの摂取目安量が設定されています。
ですので、どんなに「カラダにイイ」と言われていても、食べすぎてしまうと刺激が強すぎてしまうことも。
「オリゴ糖には副作用はない」と言う説が一般的ではあるものの、摂取する量が多すぎてしまうと、お腹を下してしまったり張ってしまったりという人も少なくないと言われます。
やはり1日の摂取目安量を超えて食べてしまうのは、期待通りの成果が得難いデメリットもありそうなだけに、飲み過ぎは禁物ですね。
デメリット3:自分には合わない場合もある
「オリゴ糖」は食品でもあるだけに、人によっては体質に合わないということだって考えられます。
これは、どんな食品にも言えることですが、どんなに周囲が「イイ!」「効果があった!」と言っていても、自分には合わないものってありますよね。
「食べるとなんか調子が狂う」「味が苦手」などさまざまな理由によって、「オリゴ糖が合わない」と感じる人だっているのです。
基本的には万人に評価されている食品ではあるものの、合わないと感じたらムリをする必要は決してありません。
「オリゴ糖にはイイことだらけ!」と言う人もいますが、人によってはデメリットを感じることもあります。
メリットやデメリットを把握した上で、上手に「オリゴ糖」を食生活に組み込んでいきましょう。
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並木 まき

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