
ビフィズス菌を増やすことは大切だといわれていますが、ビフィズス菌は身体にどんな効果があるかご存知ですか?
ビフィズス菌が増えることは、おならが臭くなくなったり、感染症を防いでくれたり、身体にとってもいいんですよ。
今回はそんなビフィズス菌と、ビフィズス菌を増やしてくれるオリゴ糖の関係についてご紹介します。
ビフィズス菌ってなに?
ビフィズス菌とは、わたしたちの大腸に住んでいる善玉菌のこと。
善玉菌であるビフィズス菌は、乳酸と酢酸を作り出し、町内にいる有害な菌から守ってくれるんです。
有害な菌が発生させる成分に、アンモニア、インドール、スカトールというおならが臭い原因にもなる成分があるのですが、ビフィズス菌が出す乳酸や酢酸は、腸内にいる有害な菌や発生したアンモニアなどの成分を減少させてくれるんですよ。
だから、ビフィズス菌が増えれば、おならが臭くなりにくくなるんです。
他にも、ビフィズス菌にはこんな効果が!
ビフィズス菌が多くなることで、O157やインフルエンザになりにくくなるとの報告もあります。
腸内には体内の免疫細胞の6割以上が集中しています。ここで侵入してきた有害なウイルスや菌と戦ってくれているんですね。
免疫のバランスが崩れていると、この免疫細胞はうまく働くことができなくなってしまいます。
他には、アレルギー症状を改善してくれたり、ガンの発生を抑圧してくれもします。
腸内のバランスをよくすることは、長く健康でいるためには欠かせなことがわかりますね。
オリゴ糖はビフィズス菌の餌になる
ビフィズス菌が身体にとってもいいことをお伝えしました。
それでは、ビフィズス菌を増やすためには何をしたら良いのでしょうか?
それは、ビフィズス菌の入っている食品や、菌のエサになるような食品を摂ることです。
このような食品に、ビフィズス菌は含まれています。ぜひ意識してみて食べてみてくださいね。
・バナナ
・ヨーグルト
・大豆
・牛乳
ビフィズス菌は胃酸に弱いため、胃酸の弱まっている食後に食べると腸まで生きて届きやすくなりますよ。
また、これらの食材と一緒にとると、さらにビフィズス菌が増える食品がオリゴ糖。
オリゴ糖はビフィズス菌のエサになるので、菌の入っている食品と一緒にとると効果的なんです。
菌の入っている食材と一緒にとらなくても、オリゴ糖をとるだけでも腸内にいるビフィズス菌のエサになります。
オリゴ糖は強い構造でできています。胃酸には関係なく、いつ食べても腸内まで届きます。
温かいものに入れても大丈夫なので、紅茶やコーヒーに入れたり、砂糖の代わりに料理の味付けに使ったり、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてくださいね。
ビフィズス菌は加齢やストレスと共に減っていきます。
毎日の食事で意識して、上手にビフィズス菌をとってみてくださいね。
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こはしゆず

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