
仕事が忙しかったり、精神的にきりきりした時に限ってお腹が張り、便通が悪い。
そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
実はあなたのその不調、ストレスが原因で起きているのかもしれません。
ここでは、不調の原因と、その対処の仕方についてご説明していきます。
ストレスが原因の便秘・その特徴は?
ストレスが原因で起きる不調を(痙攣性便秘)といいます。
精神的・肉体的な疲れから腸の痙攣がおきることで始まります。
便秘にはいろいろなタイプがあり、その見分け方は難しいといえるでしょう。
このタイプの不調にみられる特徴をあげてみました。
・主に食後に下腹部の痛みがある。
・ウサギのフンのようなコロコロした丸い便が出る。
・下痢と便秘を繰り返している
このような症状があるときは「痙攣性便秘」の可能性が高いです。
ストレスによって副交感神経がバランスを失うと、腸のぜんどう運動にも影響がでます。
通常、腸は食べた物を外に出すために下に押し出す働きをします。
ところがこのタイプの不調は、腸が痙攣したような動きになるために、食べた物は腸の中でいったりきたりの状態を繰り返します。
また、やっかいなことに、このタイプは下痢と便秘を繰り返します。
痙攣性便秘を解決する方法
それでは、この不調はどうしたら解消することができるのでしょうか。
ここでは、簡単にできる解消方法をあげています。
食事
腸が痙攣している時は、柔らかくて刺激の少ない食物を摂ることが大切です。
脂肪分や熱いもの、冷たすぎるものは控え、豆腐や白身の魚、野菜をじっくり煮込んだスープ・お粥などがおすすめです。
また、蒸した野菜や煮魚などもいいでしょう。
そのほか、整腸作用のあるオリゴ糖やガラクトオリゴ糖などを使った料理もよいのではないでしょうか。
睡眠
この不調の原因であるストレスを取り除くために睡眠は需要です。
この睡眠の質を上げることが腸の痙攣を抑えるキモといえるでしょう。
質が高く深い睡眠を得るには
・アロマなど、睡眠を促す香りを嗅ぐ。
・寝る前に暖かい飲み物を飲む(アルコール以外)
たとえば、睡眠を促す香りを嗅いだりすることがおすすめ。
(ラベンダー・※1コーヒーの香り・ヒノキや杉・タマネギ)
そのほか、寝る前にお白湯などの体を温める働きをするものを飲むと安眠効果が高まります。
※1コーヒーを実際に飲むのは腸に刺激を与えてしまいます。このときは匂いを嗅ぐだけにとどめておくのがよいでしょう。
腸はとてもデリケートな内臓です。
上で述べたように心理的なことが原因で腸の不調を引き起こすこともあるでしょう。
なるべくストレスを溜めないで、日常生活でもリラックスできる部分を摂りいれることが、快適スッキリな生活を続ける秘訣といえるのではないでしょうか。
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大田 ちえこ

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