
日本食の定番のひとつ、納豆は便秘になったときにお通じスッキリの手助けをしてくれる優れた食品。
また、オリーブオイルも整腸効果が高い食材です。
この2つを組み合わせて食べると、更に便秘を改善する効果が高まるのです。
ここでは、その効果と料理方法についておはなししていきます。
納豆の食物繊維は理想的なバランス
納豆には食物繊維がたくさん含まれています。
その量は100gあたり6.7gとなっており、他の食品と比べるとかなり豊富。
また、食物繊維のバランスが(不溶性:水溶性=2:1)と、
なっていますが、この配分が腸にとって理想的なのです。
納豆菌は乳酸菌よりも強い菌で、直に腸に働きをもたらし、成分に含まれているオリゴ糖はビフィズス菌のエサになります。
そして、腸内の善玉菌を増やす作用もあるのです。
飲むだけで便秘が和らぐ?オリーブオイル
「天然の下剤」とも呼ばれるオリーブオイル。
そのひみつは成分に含まれる「オレイン酸」にあります。
オレイン酸は消化吸収をされないまま大腸に届きます。
大腸に届いたオレイン酸は
・腸のぜん動運動を促す。
・便の中に入り込み、排便を促します。
・潤滑油の代わりになる。
上記のような働きをするオレイン酸。
この酸は、加熱しても問題はありませんが、出来れば生で摂るのがベストです。
一回小さなスプーン2杯くらいがちょうどいい量ですが、もし飲みにくいと感じるなら、生野菜にかけて食べるのもおススメ。
納豆・オリーブオイルを使ったレシピ
便秘に効果がある2つの食材ですが、そのまま食べるだけでは味気ないですよね。
そこで、これらの食品を使ったレシピをご紹介します。
トマト納豆そうめん
材料
そうめん 1人前
トマト 1個
ツナ缶 半分
納豆 1パック
(以下適量)
めんつゆ
オリーブオイル
ごま油
薬味ねぎ
作り方
1そうめんを茹でて、冷水で洗い水気を切る。
2トマトを食べやすい大きさに切り、納豆と付属のたれを混ぜる。※A
3 Aにツナ、オリーブオイルを入れてよく混ぜる。
4 そうめんを器に盛り3をのせトマトをのせる。ごま油を入れてめんつゆをいれる。
5 最後に薬味ねぎを散らして完成。
※参考文献 JA水戸
※Aはオリーブオイルより先にたれを混ぜる。(たれを後から、もしくは一緒に混ぜるとオリーブオイルの油分でタレガ絡みにくくなる)
便秘のときに食べるとお通じスッキリを促す食品、オリーブオイルと納豆。
2つの食材を上手に摂ることで、便秘解消や美肌にもつながります。美味しい食事を食べながら腸の状態が良くなるのは、女性としても嬉しいかぎりではないでしょうか。
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大田 ちえこ

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